オステオパシーとは

オステオパシーは1874年、アメリカの外科医、アンドリュー・テイラー・スティルが医学的な根拠に基づいて開発した手技療法です。その発想は体をパーツの集まりと考え 、全体で一つとして捉えます。そして特に筋肉に目を向け、内臓筋を含む筋肉の性質を 研究してきました。その後、多くのオステオパシー医によって画期的な技術が開発され、体のあらゆる症状に対応出来るようになりました。 人間の体はその殆どが骨と筋肉で出来ています。そして、特に筋肉が拘縮(縮む)する事によって様々な症状を発生させる場合が多いのです。筋肉を正常に戻すことで症状を消 します。オステオパシーにはそのためのテクニックが沢山あります。そのいくつかを紹介しましょう。

ストレーン・カウンターストレーン

縮んだ筋肉をより縮んだ状態にすることで正常に戻す方法です。
筋肉が縮むと言うことは力が入っている状態の事です。
より縮んだ状態を90秒維持することで脳から「もう力をいれなくてもいいよ」と言う指令を出させ、静かに姿勢を戻すことで残っていた力も抜けます。

マッスル・エネルギー・テクニック

これは上の方法とは逆の方法です。例えば、首を回すと痛みが出る時、痛みの出ない位置を維持します。
その状態で首を回す様に力を軽く入れます。3秒力を入れたら5秒休みます。これを2,3回繰り返し改めて首を回すと、痛みが取れています。
これは力が残っている筋肉に更に力を入れてから力を抜くことで、残っていた力も抜けると言う方法です。ただし、力を入れたときに少しでも痛む時は逆効果になる のでやめます。

頭蓋仙骨療法

脳と脊髄を覆っている髄膜の間を循環している脳脊髄液というのがあります。
これが神経に栄養を送ったり、老廃物を除去したりしているんですが、この液の生成と吸収を活発にして神経を正常にする方法です。自立神経失調症や不定愁訴に効果的です。